有志の先生方のご努力でインターハイを戦えずに引退してしまう3年生のための大会が実現しました。
本校ではほとんどの生徒は全日本選手権から近畿私学まで残るのですが、今年は難関国立大学を目指す１名と、３名のマネージャーが、インターハイで引退するつもりでした。
しかし、新型コロナの影響でインターハイも近畿大会も中止になり、けじめをつけることもなく練習からはなれることになってしまいました。
引退する４人は本当に勉強も部活もがんばる、立派な高校生活を送ってきました。その努力を他のみんなも認め、彼らの存在を誇りに思ってきました。
そんな仲間のいいケジメとなる大会がこうやって実施されることになって、ご尽力いただいた先生方には感謝しかありません。
本校も今大会は最後までオール３年生のメンバーで臨みました。最後は新人戦で苦戦した難敵の木津高校との対戦でしたが、３年生のメンバーだけで見事、14点で勝つことができました。
休校で練習できなかった時期も長く、テスト明けでもあり、練習環境の制限も多いので、練習不足の感は否めませんでしたが、温かい気持ちで心が満たされた有意義な時間をみんなでともにすることができました。
全日本選手権に向けては、チームとしても、大会そのものの運営に関わる課題も多いと思いますが、こういったことに力を尽くしてくださっている多くの皆さんに感謝しながら、この夏も力を蓄えていきたいと考えています。