全国私学大会

先輩からいただいた貴重な機会を存分に生かすことができました。

 

「アメーババレー」に切り替えてまだ日が浅い段階での全国私学大会でしたが、不安を抱えながらも挑戦した結果、先につながる光が見えました。

 

身長が小さくてボールを叩く力も強くない選手たちでも上位に勝ち上がる活路を見出すために、たとえ相手にデータを取られても行き詰まらないシステムを必死に模索する中で、ようやく形が見えてきました。ここ数年で全国大会に出場したり、県大会で優勝したり、大会でも注目されるアタッカーがいるチームに大善戦する試合を重ねることができました。あとは最後の詰め方をつきつめ、完成度を高めていくことです。

 

「アメーバ」というネーミングは、もちろん京都を代表する企業、京セラの創業者・稲盛和夫さんが提唱された「アメーバ経営」から拝借しました。小さな会社を世界レベルの大企業へと成長させた精神をコートの中に落とし込み、最大の効果を追求していく仕組みです。これまでの本校の仕組みも根本から覆して組み立て直しています。まだまだ駆け出しですが、さらにシステムとノウハウを追求して、1つでも多く勝ち上がれるように努力していきます。

 全国私学大会でその大きな可能性を感じるきっかけを掴めたことは、本当にありがたいことでした。これからも選手も応援してくださる方も楽しめるようなバレーボールを追究していきます。