今年の京都総体、学校行事との関係で中間考査がこの京都総体の翌日、月曜日からになってしまったため、3年生の控えチーム中心でのぞむことにしました。重要な大会ではないとみられがちな大会なのですが、大会というものを軽視したくないということから、これまではできるだけレギュラーメンバーでのぞんできましたが、考査のタイミングとの関係ではやむを得ないと判断しました。
レギュラーには入っていない3年生を中心にしたメンバーでしたが「HANAZONO」のユニフォームを背負っている限りは簡単に負けるわけにはいかないと意地を見せてくれました。
本校は総勢35名の部員がいますので、レギュラーメンバーの7名をのぞいてもそれぞれの学年でチームを組んでいます。練習試合や遠征も別々で実施するなどして、いつでもレギュラーを目指せるように可能な限り環境や機会を確保してきました。
学内でのゲームでも3年生チームがレギュラーからセットを取ったり、そんな3年生チームを1年生チームが倒すようなこともあります。レギュラーはもちろん大会という緊迫した場面で実力を発揮できる強さはあるのですが、ほかのメンバーもかなり力をつけてきています。
今回は初戦が京都先端科学大学付属高校ということで、最初は緊張感もありましたが、中盤からは一気に突き放すゲームができました。決勝の西乙訓高校戦はさらにサイドアタッカーとリベロをすべて入れ替えてのぞみましたが、それぞれが力を発揮してくれた、まさに「全員バレー」を体現した勝利でした。
私たちはもちろんインターハイや春高バレーという大きな大会で勝利することを目指して、日々練習しているのですが、一方でバレーボール選手として1人1人が少しでも上達するようにチャレンジしています。その成果を確かめ、いいプレーをすることや勝利することの喜びを感じることも、日々の練習の糧となります。そんな喜びをたくさん感じることができるいい機会となりました。大会を運営してくださったみなさんに感謝申し上げます。
これをいいきっかけとしてインターハイ予選に向かいます!あ、その前に中間テストをがんばらないといけませんが…。